体験談

OCNモバイルONEの高速通信と低速通信(速度制限中・節約モードON)を比較!体感スピードはどうなる?

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OCNモバイルONEと3つの通信

OCNモバイルONEでは、データ通信容量を超過(いわゆる容量オーバー)すると速度制限(低速)になります。

他にも、OCNアプリに搭載している節約モード(旧ターボ機能)を使うことで、高速通信から低速通信に自分で切り替えることもできます。

どちらも、通常の通信速度(高速通信)と比べると遅くなるのですが、実際のところどのくらい遅くなるのか?それに体感的にスピードの違いはあるのか?

それぞれの違いを確かめるために、ネット閲覧やメール・LINEアプリの使用、他に動画再生やゲームアプリを行って検証してみました。

すると、高速通信と比較すると低速通信(速度制限、節約モードONの状態)では、体感的にも意外な結果が表われました。この記事では、その時の様子を紹介しています。

【OCNモバイルONE】速度制限(低速通信)の条件

OCNモバイルONEは、コースごとにデータ通信容量が決められています。データ通信容量の範囲内であれば、通常は高速通信でネットの閲覧やメール、アプリの使用、他にも動画再生ができます。

しかし、下記のいづれかの条件に当てはまると速度制限によって、高速通信から低速通信に切り替わります。

速度制限の条件

  1. データ通信容量を超過(容量オーバー)した場合
  2. 節約モードをONにした場合

データ通信容量の超過は、契約しているコースごとに超過ライン(容量オーバーライン)が異なります。

例えば新コースの3GB/月で契約した場合、3GBまでは高速通信です。しかし、1MBでも超えると速度制限(低速通信)に切り替わります。つまり、データ通信容量を使いすぎると、OCNモバイルONE側で自動的に制限をかけます。

一方、節約モードはOCNアプリに搭載している機能であり、しかも自分で調整できます。

通常は節約モードOFF(高速通信)の状態になっていますが、操作をすると節約モードON(低速通信)に切り替えることができます。つまり、自分のタイミング次第でいつでも速度制限をかけれます。

節約モードに関しては、自分で操作しない限りは通信速度の変化はありません。

【参考】OCNアプリの操作方法

OCNモバイルONEのスピードはどのくらい?

OCNモバイルONEでは高速通信と低速通信(速度制限中・節約モードONの状態)ができます。

では、実際のところスピードはどのくらいなのか?数値について解説します。

通常(高速通信)の場合

OCNアプリの画面(通常の状態)

OCNモバイルONEには3つのプラン(音声対応SIM、SMS対応SIM、データ通信専用SIM)があります。

各プランにはデータ通信容量別にコースがありますが、どのコースを選択しても下り(最大988Mbps)上り(最大75Mbps)の通信速度で利用できます。(数値は公式サイトでも公表)

下り(最大988Mbps)上り(最大75Mbps)は、理論値というデータスピードです。

通信速度は、場所にもよりますが実際は下り(20~50Mbps)上り(3~10Mbps)くらいだと考えて下さい。ネットの閲覧はもちろんメールやLINEアプリ、他に動画の再生や音楽のダウンロードなど快適に利用できます。

【参考】OCNモバイルONEのプランやコース

速度制限中(低速通信)の場合

OCNアプリの画面(速度制限中)

契約しているコースのデータ通信容量を超過すると、速度制限が発生します。速度制限中(低速通信)は200kbpsになります。

通常(高速通信の下り)のスピードと比べると100~250分の1以下になります。

新コースは注意!

速度制限中(低速通信)に契約しているデータ通信容量の半分を超過するとさらに低速になります。(2段階の速度制限)

超低速になってしまい、数値にすると60kbpsと言われています。

【参考】OCNモバイルONEのデメリット

節約モードON(低速通信)の場合

OCNアプリの画面(節約モードON)

OCNアプリを使って節約モードONにすると、低速通信になります。

こちらも速度制限中(低速通信)と同じく200kbpsになります。通常(高速通信の下り)のスピードと比べると100~250分の1以下になります。

新コースは注意!

節約モードONでも契約しているデータ通信容量の半分を超過するとさらに低速になります。(2段階の速度制限)

速度制限中(低速通信)の条件と同じで、超低速になってしまい数値にすると60kbpsと言われています。

通常・速度制限中・節約モードONの体感スピードを比較!

数値上では50~100分の1以下の通信速度ですが、実際の体感スピードはどのくらいなのか?

ネット閲覧、メール、LINE、動画、ゲームアプリを行って、体感スピードを検証してみました。

ネットを閲覧する場合

YAHOOページ

通常 速度制限中 節約モードON
体感スピード 約2秒(全読み込み約7秒) 約5秒(全読み込み約24秒) 約5秒(全読み込み約24秒)

ネットの閲覧に関しては、利用頻度が高いYAHOO!トップページの立ち上がり時間を比較してみました。

通常(高速通信)の場合、約2秒程度で表示されます。そしてスクロールが可能となり広告などを含めた全データを受信できました。(時間にして約7秒程度)

速度制限中や節約モードONの場合、全データを受信するまでに約4~4.5秒程度。2.5~3倍程度遅くなります。さらに、コメント欄の表示が受信不能になるなど、重いデータは引っかかりました。

感想

記事を読む程度なら、全く気になりません。しかし、画像が多いページや動く広告ページでは時間がかかるため、人によっては少しストレスに感じると思います。

メールを使用する場合

メール画面

通常 速度制限中 節約モードON
体感スピード 約1秒 約1.5秒 約1.5秒

メールアプリの立ち上げに関しては、大きな違いはありませんでした。それに文章のみの送受信に関しても、体感スピードは同じです。

しかし、画像を添付して送信する場合は、画質によって僅かながら体感スピードに差がでます。特に高画質でサイズが大きくなるほど、変化する印象です。

感想

文章のみであれば全く違和感はありません。添付画像の種類(画質やサイズ)によっては、体感スピードに僅かながら差はあるものの大きな違和感はありません。

【参考】OCNモバイルONEでメールを利用する場合

LINEアプリを使用する場合

LINE画面

通常 速度制限中 節約モードON
体感スピード 約1秒 約1.5秒 約1.5秒

LINEアプリの立ち上げに関して、体感的に少し遅いと感じる程度です。

トークでは、文章やスタンプのみのの送信であれば、体感スピードは変わりませんでした。

感想

文章とスタンプのみで、トークのやりとりを行う場合は全く問題ないです。

しかし、動画を送受信するとなるとデータのダウンロード時間がかかり、体感的に遅くなります。

【参考】OCNモバイルONEでLINEを利用する場合 

動画(YouTube)を再生する場合

YouTube画面

通常 速度制限中 節約モードON
体感スピード 約1倍 約2~3倍遅い 約2~3倍遅い

動画は、利用頻度が高いYouTubeを基準に比較してみました。

一覧表示される動画のアイキャッチは、ほぼ変わりませんでした。しかし、動画のダウンロード時間で差があります。

例えば3分程度の短時間動画の場合、時間にして約5秒程度の差があります。30分程度の中時間動画となると、約3倍以上の時間が必要になりました。さらに、1時間以上の長時間動画ではほぼ不可能…。途中でエラーが発生してしまい、ダウンロードできません。

感想

再生時間が数分程度の動画であれば、読み込むまでに数秒程度の違いがあるものの、体感スピードはあまり気にならないと思います。

逆に長時間動画はダウンロードが不可能になるため、おすすめしません。

ゲームアプリを使用する場合

パズドラ画面

通常 速度制限中 節約モードON
体感スピード 約1倍 約2~3倍遅い 約2~3倍遅い

ゲームアプリの中でも、人気のパズドラとモンストを比較してみました。

まずデータのダウンロード時間が少ないパズドラですが、立ち上げはもちろん各クエストのプレイ開始までの時間に関しても、ほぼ違いはありません。違和感なく普通にプレイできました。

モンストは毎回ダウンロード時間が長く、速度制限中(低速通信)や節約モードONの場合では、立ち上げただけで平均3~5分程度必要でした。それにデータ通信容量が多いとなると立ち上がりませんでした。

しかし、一度立ち上がれば各クエストは普通にプレイできるため、最初にプレイできるかが鍵となります。

感想

データ通信容量の少ないゲームアプリ(例:パズドラ)であれば、ストレスはほとんど感じません。

しかし、データ通信容量の多いゲームアプリ(例:モンスト)はダウンロード時間が長いため、始める前にややストレスになります。

【感想】体感スピードの検証を終えて

OCNモバイルONEは格安SIMですが、通常のスピード(高速通信)であればデータ通信容量が多いサービスや機能も違和感なく利用できます。

低速通信(速度制限中や節約モードON)の場合でも、メールやLINE、データ通信容量の少ないネットの閲覧やゲームアプリであれば、体感スピードもほとんど変わりません。

しかし、長時間動画やデータ通信容量の多いゲームアプリでは2~3倍以上の体感スピードがあって、ストレスになりやすいです。場合によってはエラー(ダウンロード不能)になってしまい要注意です。

今回検証を終えて、速度制限中(低速通信)や節約モードONの状態では、データ通信容量が少ないサービスや機能を活用すべきだと、改めて認識させられました。

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