OCNモバイルONEはドコモ回線を借りている格安SIMであるため、電波の対象エリアはドコモが提供するサービスエリアになります。
都市部はもちろん地方の田舎(山間部や離島)といった場所でも電波は繋がりますが、エリア外に入ると圏外になります。
特に山間部は、この電波状況が大きく変わり、新幹線や電車で移動する場合は注意しないといけません。
この記事では、エリア状況をはじめ電波状況(私の体験談も含む)についてまとめています。
OCNモバイルONEのエリア状況
OCNモバイルONEはドコモから電波を借りています。OCNモバイルONEのエリア状況を調べるには、ドコモが公開しているページ(サービスエリア)から簡単に確認できます。
色が塗りつぶされている地域が対象エリアになります。
対象地域(都道府県や市町村)やキーワードでも検索できます。
山間部も対象エリアになっています。
離島も対象エリアになっています。
都市部なら確実に繋がる?
基本的に、屋内の自宅やオフィス、それに地下だけでなく屋外のビルの間やトンネル内でも繋がります。
高速通信はもちろん速度制限や節約モードによる低速通信になっても繋がります。
ただし、OCNモバイルONEはLTE対応の周波数が低いプラチナバンドを提供しています。
プラチナバンドは、ビルの間など電波が届きにくい場所もカバーできる特徴があるものの、確実に繋がる保証はありません。
特に電波が届きにくい地下は、階層によって電波状況も変わります。
私の体験談
新大阪駅周辺でも、地下3階などの深い場所では、電波が弱く途切れることもありました。
山間部などの一部の地域はエリア外
ドコモの周波数は地方を含めた広いエリアもサービスを提供していますが、山間部をはじめ一部の地域では圏外になることがあります。
例えば、集落がない場所(人が入れない山奥など)や基地局を建設できない場所では、まだまだ電波が繋がっていません。
他にも深いトンネル内は、電波が届かないこともあります。
私の体験談
- 岐阜県の山間部(東海道新海線の乗車中)※一部のトンネル
- 長野県の山間部(JR中央線の乗車中)※一部のトンネル
5Gも対応!エリアも順次拡大中
OCNモバイルONEは5Gエリアも対応しています。都市部を中心に順次拡大しており、広範囲をカバーしています。
地方でも一部の地域で利用できます。市内地が中心ですが、山間部(長野県など)や離島(沖縄県など)といった地域でも5Gを行うことができます。
5Gエリアを利用するには5G対応の機種が必要になります。4G対応のみの機種は非対応です。
また、OCNモバイルONEで5Gを利用するにはオプションの申し込み(月額基本料金は無料)が必要です。
5Gを利用したい方は、事前に手続きを済ませておくと良いと思います。
【参考】OCNモバイルONEの5Gオプションの申し込みはこちら
auやソフトバンク系の格安SIMよりエリアは広い?
ドコモ系の格安SIM(OCNモバイルONEを含む)は、au系やソフトバンク系の格安SIMよりも、山間部などのエリアに強いです。
その理由は、地方をはじめ広範囲でもカバーする周波数(800MHz、2GHz)が大きな要因です。
特に800MHzは、障害物を避けて電波を回り込ませる特性があり、広範囲に電波を飛ばせます。
また、ドコモは通信設備に対して積極的に投資を行っており、基地局も随時拡大しています。ひと昔であればエリア外であった地域(山間部や離島)も、現在はエリア対象に変わってきています。
まとめ
OCNモバイルONEはドコモから回線を借りてきているため、ドコモと同じエリアで繋がります。
都市部だけでなく地方の田舎でも繋がりますが、一部のエリア(山間部など)ではエリア外となってしまい、電波は圏外です。
ただし、au系やソフトバンク系の格安SIMと比べると、山間部を中心に広い範囲をカバーしており、基地局の整備を強化し拡大していることから考えても、エリア外もカバーされる見通しです。
だから、OCNモバイルONEは山間部や田舎でも安心な格安SIMになると思います。