3大キャリアには、「もしも」の時のために緊急通報(110番・119番)、自然災害に関する緊急警報やJアラート、そして災害伝言板を利用できます。
では、格安SIMのOCNモバイルONEでも同じように緊急警報に関する各種サービスを利用できるのか?
万が一の時に必要になるため、とても重要な問題であり気になるところです。
結論から言いますと、OCNモバイルONEでも緊急警報に関するサービスを利用できます。(一部非対応)
この記事では、対応状況を一覧としてまとめています。他にも非対応のサービスについて、対策を紹介しています。
OCNモバイルONEの各種緊急警報の対応状況
対応状況 | 備考 | |
緊急通報(110番・119番) | 対応 | 音声対応SIMのみ ※OCNでんわや050plusは不可 |
Jアラート | 対応 | iPhone(SIMフリー)、キャリアの一部の端末のみ |
緊急地震速報 | 非対応 | 端末ごとに異なる |
災害伝言板 | 非対応 | web171の代用が必要 |
緊急通報(110番・119番)は、通話機能がある音声対応SIMのみ利用できます。
ただし、専用アプリのOCNでんわから発信できないため、標準搭載の通話アプリから利用する必要があります。
OCNモバイルONEの公式サイトでも掲載されているように、Jアラートも対応しています。
ただし、一部の端末のみ非対応であるため、受信できない可能性もあります。
特に、SIMフリーのAndroid端末は非対応であるため、次の項目で紹介する対策を必ず行って下さい。
基本的に、緊急地震速報と災害伝言版は非対応です。
OCNモバイルONEのすべての契約者は、専用サイトもしくはアプリで代用する必要があります。
【AndroidのSIMフリー対象】Jアラート・緊急地震速報の対策
ヤフージャパンが提供している防災速報アプリ(無料)やgoo防災アプリ(無料)で代用できます。
このアプリを利用すれば同時に緊急地震速報も受信できるため、インストールしておくことをお薦めします。
防災速報アプリをタップすると、上記のような初期画面になります。
「次へ」をタップして下さい。
現在地を連動するために、「この機能を使う」をタップします。
位置情報の確認画面が表示されるため、「許可」をタップします。
次に「地域を設定する」をタップすると、地域が一覧として表示されるため、自分の住まいの地域を選択します。
最後に、「始める」をタップすることで初期設定が完了します。
防災速報アプリでは地震履歴はもちろん、緊急地震速報も対応しています。
他にもさまざまな自然災害の状況も確認できます。
【全プラン・コース対象】災害伝言板の対策
NTT東日本/西日本が提供しているweb171(無料)であれば、OCNモバイルONE契約者でも利用できます。
事前に登録しておくことで、メールや電話を伝言しておくことができます。
「伝言板の登録・更新・削除」をタップします。
まずは、自分の電話番号とメールアドレスを登録します。
入力が終わったら、「次へ」をタップします。
通知先(相手)のメールや電話番号を登録します。
入力が終わったら、「次へ」をタップします。
登録内容が問題なければ、「登録する」をタップします。
登録した情報は、トップページにある「既存の伝言板の更新・削除」から修正できます。
いつでも修正できるため、随時行ってみて下さい。
まとめ
格安SIMのOCNモバイルONEでも緊急警報サービスを利用できます。
しかし、一部のサービスが非対応であるため対策が必要です。
対策としては防災速報アプリやgoo防災アプリ、他にもweb171を利用することで、非対応のサービスを代用できます。
今現在はあまり必要ないサービスかもしれませんが、「もしも」の時のためにも、サービスの特徴や使い方を知っておくことで、心の準備をしておくことは大切だと思います。