注意点

OCNモバイルONEを利用してキャリア決済限定のサービスに登録する技!

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OCNモバイルONEと技

格安SIMのOCNモバイルONEを利用すると、キャリア決済限定のサービスを利用できません。(他の支払い方法がない場合)

最近はクレジットカード払いや電子マネーなど、多彩な支払い方法が増えてきましたが、ごく一部のモバイルサイトはキャリア決済のみという場合もあります。

私も色々な方法で試してみましたが、格安SIMのOCNモバイルONEだけではキャリア決済のみのサービスを利用できません。

では、どのすれば良いのか?

この記事では、OCNモバイルONEを契約してもキャリア決済ができる方法について、2つの方法をまとめてみました。

OCNモバイルONEを契約してキャリア決済限定のサービスを利用したい場合は、是非参考にしてみて下さい。

キャリア決済限定のサービスに登録する条件

キャリア決済限定のサービスを登録するためには、まずは3つの条件を知っておくことが大事です。

ポイント

  • キャリアを契約
  • IDが必要
  • 電話番号(ネットワーク番号)とメールアドレスが必要

特に3番目の条件である電話番号(ネットワーク番号)とメールアドレスに関しては、OCNモバイルONEに乗り換え(MNP転入)してしまうと、条件から外れてしまいます。

すでにキャリアを解約してしまっている方は、新たにサブ回線(キャリア)を契約する必要があります。

キャリア決済を利用するための2つの方法

キャリア決済を利用するには、キャリア回線(電話番号とメールアドレス)は必須条件です。

キャリア回線とOCNモバイルONEを2つ契約する必要がありますが、キャリア決済をメインの端末で行えるように設定するには、大きく2つの方法で行えます。

ポイント

  1. デュアルSIM対応端末を利用する
  2. サブ端末からメイン端末にメールアドレスを転送する

どちらか1つの方法を行えば、OCNモバイルONE契約中でもキャリア決済を利用できます。

詳しい方法に関しては、次の項目で1つずつ解説していきます。

①デュアルSIM対応端末を利用する

一部のSIMフリー端末には、デュアルSIM対応の端末があります。

これは、1台の端末に対して2枚のSIMカードを挿入できる特別な端末です。その中でも2つのSIMカードを同時に待ち受けができるDSDSという機能を使うことで、OCNモバイルONE契約中でもキャリア決済を利用することができます。

例えば、1枚目のSIMカードはOCNモバイルONE契約(データ通信のみ)、2枚目のSIMカードはドコモ(通話、SMS)といった契約を行います。

2つのSIMカードを保有するものの、1つの端末だけでOK!しかも設定も簡単です。さらに、すべてのキャリアに対応できる方法になるため、最もおすすめの方法です。

②サブ端末からメイン端末にメールアドレスを転送する

OCNモバイルONEを使ってモバイルサイトを使用するための図

2代目のガラケーを契約(サブ)し、そのメールアドレスをOCNモバイルONEで利用している端末(メイン)に転送することで、この条件をクリアすることができます。

まだOCNモバイルONEを契約していない方は、まずはメインのスマホにMNP転入、そしてサブにはメールアドレスだけを移動します。

その後サブからメインへメールアドレスを転送する仕組みを作ることで、キャリア決済のみのサービスに登録できます。

メイン端末とサブ端末の保有、さらに転送設定も必要になります。設定項目が多くややこしいですが、OCNモバイルONE契約中でもキャリア決済を利用できる仕組みを作れます

具体的な方法に関しては、ドコモ・au・ソフトバンク契約者別に次の項目から解説していきます。

現在ドコモユーザーの方(現在のメールアドレスを利用したい方)

今現在、ドコモを使っている方はラッキーです!というのも、3大キャリアのうちドコモだけがスマホ以外からドコモIDを使うことができます。つまり、さきほど紹介したサブからメインスマホに転送する仕組みが行えます。

ドコモID

まず、ドコモユーザーの方は現在のメールアドレスを格安SIMのOCNモバイルONEで利用するために、事前にメールアドレスを少し変更する必要があります。

というのも、MNP転入でOCNモバイルONEに移行してしまうと、現在のメールアドレスはさきほどの仕組みでは受信が不可になります。その理由は、ドコモの2つの条件によって制約されるからです。

ドコモのメールアドレスの変更条件

  • メールアドレスを変更すると24時間必要
  • 現在のメールアドレスは180日間保有権利がある

特に2つ目の条件は、他人にメールアドレスを簡単に取得されないように、ドコモ側で保護する役目だからです。

しかし、この条件をうまくすり抜けることで新しくOCNモバイルONEに移行しても、ある技を使い現在のメールアドレスを使えるようにします。

【ステップ1】メールアドレスの変更

まず、メールアドレスの変更は最低でも2回行う必要があります。

これはドコモ側のシステム上、変更する1つ前のメールアドレスが、本人と認識してしまうからです。

分かりやすいように3つのメールアドレスを分けて説明していきます。

  • 保持したいドコモメールアドレス(保持@docomo.ne.jp)
  • 捨てるドコモメールアドレス1(捨てる1@docomo.ne.jp)
  • 捨てるドコモメールアドレス2(捨てる2@docomo.ne.jp)

新しい携帯に現在のメールアドレスの権利を移す流れ

  1. 今使っている携帯から保持したいドコモメールアドレス(保持@docomo.ne.jp) → 捨てるドコモメールアドレス1(捨てる1@docomo.ne.jp)
  2. 24時間待ち
  3. 今使っている携帯から捨てるドコモメールアドレス1(捨てる1@docomo.ne.jp) → 捨てるドコモメールアドレス2(捨てる2@docomo.ne.jp)
  4. 【サブ】新しい携帯に保持したいドコモメールアドレス(保持@docomo.ne.jp)を取得(契約後登録)

【ステップ2】サブの2台目の携帯を契約

サブの携帯では、メールアドレス取得用であるため、最低限のプランと契約すればOKです!

(例)FOMAプランを契約

  • タイプシンプルバリュー 743円
  • SPモード 300円合計(税抜) 1,043円

契約後、保持したいメールアドレスを使えるように設定します。

これで、元のメールアドレスが無事に戻ってきました。その後、メインのスマホでもメールアドレスを受信できるようにマルチデバイス設定を行います。

【ステップ3】メインのスマホと契約(MNP変更)

【メイン】のスマホにOCNモバイルONEを契約します。※MNP転入

これで現在使っている電話番号を新しいスマホでも使うことができます。

ここで、サブのメールアドレスがメインのアドレスに受信できるかどうか確認しておきます。受信できればOKです。

【ステップ4】キャリア決済限定のサービスに登録

無事、ドコモのメールアドレスを取得できました。あとはドコモIDと電話番号、そしてネットワーク番号を使ってお目当てのサービスに登録すればOKです。

現在ソフトバンクやauユーザーの方(新規にドコモのメールアドレスを取得する方)

ソフトバンクとauとドコモID

ソフトバンクやauではマルチデバイス設定を行うことができません。

代わりに、サブからのドコモIDを取得、そして転送する必要があります。

そしてメインのスマホもOCNモバイルONEにMNP変更しておきます。

【ステップ1】メインのスマホと契約(MNP変更)

まず、メインのスマホをOCNモバイルONEの格安SIMに変更するため、MNP転入を行います。

【ステップ2】サブの2台目の携帯を契約

ドコモのプランのなかでも最も安いもので良いため、次のような契約をします。

(例)FOMAプランを契約

  • タイプシンプルバリュー 743円
  • SPモード 300円合計(税抜) 1,043円

ドコモのメールアドレスを取得(アドレス名は自由に決めてOK!)

【ステップ3】サブからメインへの転送設定

取得したメールアドレスをドコモIDとして登録し、その後ドコモIDをメインのスマホでも使うことができるようにサブの携帯側からマルチデバイス設定を行います。

【ステップ4】キャリア決済限定のサービスに登録

メインのスマホでもドコモIDを使うことができるようになるため、あとは自分がお好きなサービスに登録すればOKです!

すでに格安SIMを利用している方

simとドコモID

格安SIM契約者は、まずはドコモIDを取得して下さい。そしてメインのスマホでも使えるようにマルチデバイス設定を行います。

【ステップ1】サブの2台目の携帯を契約

プランは、ドコモの中でも最安値プランを選択します、

(例)FOMAプランを契約

  • タイプシンプルバリュー 743円
  • SPモード 300円合計(税抜) 1,043円

ドコモIDのエラー

注意

ちなみに、格安SIMとドコモIDだけを使ってモバイルサイトに登録しようとすると、エラーメッセージが表示されます。

絶対、登録できないため、サブの携帯をまずは取得して下さい。

【ステップ2】サブからメインへの転送設定

サブで取得したメールアドレスをドコモIDとして使えるように、まずはドコモIDを登録。

その後、ドコモIDをメインのスマホでも使えるように、サブの携帯側からマルチデバイス設定を行います。

【ステップ3】キャリア決済限定のサービスに登録

メインのスマホでもドコモIDを使えるようになります。最後に、自分がお好きなサービスに登録すればOKです!

まとめ

どのパターンもドコモIDは必須であり、メインスマホで登録できるようにマルチデバイス設定を行う必要があります。

そうすれば不可能であったキャリア決済限定のサービスに登録ができて、さらに格安SIMであるOCNモバイルONEも利用できます。

実際、この技を使うことでメインのスマホは月額2,000円程度、サブの携帯は月額1,000円程度になり、合計3,000円。

なんと2台持ちでも、3大キャリアの2分の1の金額で使えます。

格安SIMを契約してキャリア決済限定のサービスをどうしても使いたかった方は、この技を使うことでお得に生活ができると思います。

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管理人:小澤和之

当サイトをご覧頂き誠にありがとうございます。管理人の小澤和之です。OCNモバイルONEに関する体験談や設定方法、サービスなどの特徴といったコンテンツをお届けしています。また格安SIMに関して不安や疑問がある方はご相談もお待ちしております。

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